福井県嶺北地方には1月25日には大切な風習があります
「天神講」と言って「天神様」こと「学問の神様・菅原道真公」を敬う日です

福井には「孫渡し」という昔からの独特の風習があり、赤ちゃんが生まれると
母方の実家がベビータンスや衣類等のベビー用品を贈るというものです
第四の場合はその中に必ず「天神様」の掛け軸が含まれます

そして、お正月には床の間に飾り、1月25日の天神講の日には
「焼きガレイ」をお供えし無病息災と学業成就を祈ります

道真公の御命日(2月25日)ではなく、1月25日が福井の天神講です
何故「焼きガレイ」なのでしょうか?
道真公がカレイを好んで召し上がった、との言い伝えによります

我家には3本の掛け軸がありますが
左側が私の祖父の天神様、右側が私の天神様
真ん中が、7歳の孫「龍司」と5歳の孫「滉人」の天神様です


二人の孫は現在は大阪府吹田市に住んでいますが
次女の夫が我家へ婿入りしましたが大阪人ですので
当然、風習が違うので我家で購入しました

因みに私の父は婿入りでしたので父の天神様はありません

20.01.25天神講


20.01.25天神講チラシ